博多祇園山笠のフィナーレを飾る「追い山」(15日)を前に、予行に当たる舁(か)き山笠の「追い山ならし」が12日、福岡市博多区であった。 締め込み姿の男衆が、本番さながらに表情を引き締めて「櫛田入り」した。 一番山笠・土居流(ながれ)は同区上川端町の櫛田神社前の「山留め」を午後3時59分に舁き出し。 同神社境内で、全員で「博多祝い唄(うた)」を合唱した後、博多の街に繰り出した。 二番山笠以降も次々と「櫛田入り」。 走る飾り山笠として人気の八番山笠・上川端通が巨体を揺らして最後に登場し、竜から白煙が出る仕掛けで観客を喜ばせた。 この日の「櫛田入り」は、東流が31秒51で最速だった。 ■飾り山笠期限前撤去も 博多祇園山笠振興会(波多江五朗会長)は同日、緊急総務会を開き、週末に九州接近が予想される`4|の対応を協議した。 その結果、(1)舁き山笠行事は安全面に最大限の配慮をし、日程通りに行う(2)飾り山笠に関しては、各山笠の状況判断に応じて、定められた公開期間(15日午前零時まで)よりも前に山小屋を撤去することを認める‐の2点を決めた。 波多江会長は「台風の進路が九州からそれて、すべての山笠が期間通り無事に奉納できるように願っている」と話した。 =2007/07/13付 西日本新聞朝刊=