参院選公示後最初の週末となった14日、与野党幹部は`4|の土砂降りの雨の中、それぞれ街頭で舌戦を展開した。 安倍晋三首相(自民党総裁)は年金記録漏れ問題への対応に理解を求め、返す刀で民主党の年金制度改革案を批判。 一方、野党党首らは首相の対応の遅れをやり玉に挙げ、政権攻撃を強めた。 「わたしの内閣ですべて解決することを約束する」。 傘で埋まった大阪府堺市の駅前バスターミナル。 演説の冒頭、声を張り上げて「改革の実績」をアピールした首相は、年金問題では聴衆に訴え掛けるように政府の対応策を説明。 民主党の年金改革案については「財源の説明をしていない。 おそらくもっと新たな負担を頼まなければいけないということになる。 そういう案では駄目だ」と切り捨てた。 公明党の太田昭宏代表も愛知県豊橋市での街頭演説で「実現力の公明党か、パフォーマンスで実績のない民主党かを問う選挙だ」と力説。 総務省の中央第三者委員会が証拠がなくても年金給付する判断を示したことを取り上げ「領収書がない人も(支給漏れ分を)もらえるようになった」と政府・与党の取り組みを強調した。 一方、民主党では、労組や企業へのあいさつ回りに専念する小沢一郎代表に代わって、鳩山由紀夫幹事長が福井県敦賀市で街頭に立ち「首相は記録漏れ問題を知りながら放置していた。 内閣支持率が下がった途端、これではいけないと対策を出した」と批判。 「首相に信任を絶対に与えてはいけない。 信任を与えれば、『消えた年金』は大したことはなかったと闇の中に葬り去ってしまう」と訴えた。