大型の`4|が北上した14日、阪神間は終日、雨模様。 降り続く雨のためにがけ崩れや倒木の被害が出、全国高校野球の県大会も順延になった。 公共施設のプール開きの中止が決定されるなど、生活にも影響が出始めた。 夜には風雨も強まり、警察や消防が警戒を強めた。 【樋口岳大、山田奈緒】 同日午後2時40分ごろ、西宮市獅子ケ口町で、民間駐車場敷地内のエノキ(高さ約10メートル)が倒れ、西隣の市道をふさいでいるのを通行人の女性が発見、110番通報した。 木は電話線にひっかかり、隣の電柱(高さ約8メートル)もなぎ倒したが、けが人はなかった。 撤去作業のため、市道は夜まで通行止めが続いた。 西宮署などは雨で地面が緩んだために倒れたとみている。 電話の不通などはなかった。 地元の神原地区自主防災会の藤田敏朗会長(78)によると、このエノキは、枝が市道上に張り出して危険だったことから今月10日、市に枝を伐採するよう要請し、近く伐採される予定になっていたという。 藤田会長は「けが人が出なくてよかった」と胸をなで下ろしていた。 一方、午後1時25分ごろ、宝塚市切畑検見の県道33号で、道路わきの斜面が幅約3メートル、高さ約5メートルにわたって崩れ、道路の一部をふさいだ。 現場は付近に住宅のない山道。 阪神北県民局は「地盤が緩んでおり危険」と判断、現場周辺の県道約2・8キロメートルを同日午後5時から通行止めにした。 このほか三田市は、15日に予定されていた「ふれあいプール」のオープン中止を決定。 尼崎市の市民プール(7カ所)も同日オープン予定だが、「警報が続けば中止する」と話していた。 〔阪神版〕 7月15日朝刊