大型で非常に強い`4|の影響で、県内も14日朝から強風と大雨に見舞われた。 県南部の那賀、美波町などで172世帯276人が自主避難(午後5時現在)。 徳島空港の発着便や徳島港と和歌山港を結ぶ南海フェリーが欠航するなどの影響が出た。 【岸川弘明、深尾昭寛、加藤暁子】 徳島地方気象台によると、県内で最も雨量の多かった地点は那賀町木頭出原で、降り始め(12日午後2時)から469ミリを記録した。 最大瞬間風速は徳島市で26・5メートル(14日午後5時16分)を観測した。 15日昼前にかけて予想される波の高さは、県南部で10メートル、県北部でも同8メートルに達するという。 交通機関にも影響が出ている。 jr牟岐線(阿南―海部)、阿佐海岸鉄道(海部―甲浦)が始発から運休。 jr四国は午後2時以降、高徳線、徳島線などの県内全線で運休とした。 南海フェリーも徳島発の便が13日午後1時半から、和歌山発の便が同日午後1時40分発以降欠航している。 県道路保全課によると、那賀町内の国道を中心に19カ所で全面通行止めとなった。 同町大久保の国道195号では、土砂崩れが発生した。 迂回路はあるという。 空の便も乱れた。 午前11時45分到着予定の日本航空の東京発徳島行きが悪天候で着陸できずに引き返したほか、徳島空港発着の東京、福岡線など計15便が欠航し、約1500人に影響が出た。 東京へ帰る予定だったという埼玉県からの観光客の女性(27)は「今日は帰れそうにありません。 ホテルを取ってもう1泊するか、別の手段で帰るか、途方に暮れています」と話した。 ◇長安口ダム、ほぼ満水に 今年4月から渇水が続いていた那賀川の長安口ダム(那賀町)では一気に貯水量が回復、ほぼ満水状態に。 洪水調節のため、予備放流を実施していたが、14日からは毎秒200~2200トンの放流を行い、ダムの水位を調節した。 7月15日朝刊