◇県東部中心に遊説 参院選公示後初めての選挙サンデーとなった15日、`4|の影響で朝から雨が続き、県内は荒れた天気となった。 島根選挙区の3人の候補者は、降りしきる雨をものともせず、県東部を中心に遊説を繰り返した。 一方で、予定されていた日程が取りやめになるなどのハプニングもあり、陣営は大雨の対応に四苦八苦していた。 【酒造唯、小坂剛志】 ◇ずぶぬれで演説や握手−−景山俊太郎候補 自民の景山俊太郎候補(63)は傘や雨具を一切使わず、スーツをずぶぬれにしながら街頭演説。 出雲市大社町、同市役所平田支所などで、集まった大勢の支持者との握手を繰り返した。 一方で、この日応援演説に駆けつけるはずだった森喜朗・元首相は、台風の影響で帰りの飛行機の予定がつかず、来県が中止に。 松江市で予定された森氏の演説会では「えっ、中止なの」の声も。 急きょ演壇に立った浅野俊雄県連幹事長は「森さんが来れないことはどうかお許しいただきたい」と陳謝した。 ◇雨上がり、買い物客へ訴え−−後藤勝彦候補 共産の後藤勝彦候補(39)は出雲市内からスタートし、斐川町や松江市内などで街頭演説。 松江市春日町のホームセンター前では、雨が一時的に上がった中で、買い物に訪れた家族連れなどに「今回の選挙は国民の命がかかった選挙」と訴えた。 住民税増税中止、消費税増税反対、福祉優先の政策などを掲げ、「弱いものを切り捨てる政治をこのまま許すわけにはいかない」とトーンを上げた。 演説後には水たまりの残る駐車場を走り回り、買い物客に手を振ったり握手で支持を訴えた。 ◇かっぱ姿で構造改革批判−−亀井亜紀子候補 国民新の亀井亜紀子候補(42)は、出雲市内や斐川町、松江市内のスーパーなどで街頭演説を行った。 午後から、民主の津田弥太郎参院議員と合流。 松江市田和山町の大型書店近くでは、強い横殴りの雨が時折降る中、かっぱを着込み、政府の構造改革を批判した。 「たとえ抵抗勢力といわれても、私は構造改革に抵抗する。 そうしないと島根は大変なことになる」と語気を強めた。 また、父の亀井久興・国民新幹事長は別行動で選挙カーを走らせ、松江市や出雲市などで支持を訴えた。 7月16日朝刊