◇選挙サンデー 参院選は15日、公示後初の選挙サンデーを迎えた。 `4|の接近で、一時は豪雨に見舞われたが、3候補は街頭に飛び出し有権者にアピール。 日光市には、民主現職の谷博之候補(64)の応援で鳩山由紀夫幹事長が、自民現職の国井正幸候補(59)の支援で安倍晋三首相が相次いで入った。 鳩山幹事長、安倍首相ともに今月2度目の来県で、激しいつばぜり合いを演じた。 共産新人の小池一徳候補(46)も、訴えに声をからした。 【参院選取材班】 ◇旧今市商店街で幹事長と街頭に−−民主・谷氏 谷氏は午前9時に始まった「日光地区出陣式」を終えると、作業着と長靴姿に着替え、農家回りを開始した。 テレビカメラ2台が後を追った。 ビニールハウスに入り、男性(55)に「小さな農家にも目を向けてほしい」と求められると、「議員立法します」と民主の政策をpr。 野菜の直売所にも足を運び、農家の声を聞いて回った。 午後は旧今市市の中心商店街で、鳩山幹事長と街頭に立った。 当初、演説会は会館内で予定していたが、「雨ニモ負ケズ」の姿勢をアピールするため、場所を変えた。 鳩山幹事長は「金もうけ至上主義、金権政治がまかり通っている。 緊張感のある政治をよみがえらせるため、谷さんを勝たせてほしい」と呼び掛けた。 鳩山氏は演説を終えると、支持者一人ひとりと握手を交わした。 ◇鹿沼の商店街で雨具姿で臨む−−共産・小池氏 「非正規で働く人たちの雇用と権利を守り、正社員化を進めます」。 鹿沼市(旧粟野町)の商店街で街頭に立った小池氏は、上下の雨具姿で臨んだ。 多くの店舗はシャッターが閉まり、演説を聴いているのは女性(65)1人だけ。 小池氏はずぶぬれになって演説を終えると、この女性に駆け寄り、握手を求めた。 荒物屋を経営しており、「国民年金だけでは生活が苦しい」と訴えた。 小池氏は「政治を変える力を与えてほしい」と応じた。 女性は「昔はこの通りもにぎやかだったが、合併で役場もなくなり、先行きが不安です」と話していた。 この日は、鹿沼市と西方町を回り、夕方から宇都宮市に入った。 小池氏は「年金や医療問題で、党の政策に期待する有権者の思いを感じた」と語った。 ◇首相と二人三脚、商店主らと握手−−自民・国井氏 国井氏は午後、宇都宮市の二荒山神社前で予定していた「天王祭」に出席、あいさつ回りをする予定だったが、台風の影響で同祭は中止に。 このため、予定を変更し、夕方まで支持者回りに徹した。 午後4時ごろ、安倍首相が7日に続いて再び来県。 首相側は急きょ、同市中心部のオリオン通りを練り歩く日程を追加し、安倍首相と国井氏は、二人三脚で商店主や有権者と握手を交わした。 その後、鹿沼市の鹿沼木工団地多目的広場と、日光市のjr今市駅前で演説会を開き、国井氏は「社会保険庁改革、ふるさと納税制度の実現をしっかりやっていきたい」と訴え、安倍首相は「無責任なことばかりを言う民主党に、政権は任せられない。 なんとしても国井氏に勝たせてほしい」とエールを送った。 7月16日朝刊