◇投票率上昇は予断許さず 県選管は16日、参院選の期日前投票の第1回中間発表をした。 13日から15日の3日間で、奈良選挙区は5926人(前回比937人増)、比例代表は5927人(933人増)が投票した。 `4|で天候が乱れても出足は好調だが、前回選は期日前投票者数が増えても投票率は下がっており、投票率上昇につながるかは楽観できない。 【中村敦茂】 選挙区の主要5市の投票者数は、奈良市1546人(420人増)▽橿原市511人(99人増)▽生駒市429人(48人増)▽大和郡山市493人(64人増)▽大和高田市176人(39人減)。 全12市で減ったのは大和高田市と五條市のみ。 全27町村は増加12町村、減少14町村、同数1町だった。 台風の影響が大きかった南部で、減少が目立った。 期日前投票は03年末の公職選挙法改正で導入され、参院選は今回2回目。 投票日に所用があることの宣誓書を書いた後、投票用紙に記入し、投票箱へ入れるだけ。 従来の不在者投票よりも簡単に投票できる。 今回の参院選は、投票日が夏休みと重なって投票率低下も懸念されることから、各市町村選管が積極的な利用を呼びかけている。 選挙区に立候補している各陣営も、事務所に制度の説明ビラを張り出すなど、活用を呼びかけている。 しかし、期日前投票の増加が、投票率上昇に結びつくとは限らない。 奈良選挙区の前々回参院選(01年)の不在者投票者数は7万2511人で、投票率は59・04%だった。 前回(04年)は、期日前投票者数が7万2785人に増えたが、投票率は57・75%に下がった。 期日前投票は各市町村の役場など県内48カ所で28日まで実施される。 最終的な投票率について、県選管は「制度の浸透や当日の票が前倒しになっていることも考えられ、現段階では何とも言えない」としている。 7月17日朝刊