◇代替輸送なく `4|がもたらした記録的な大雨の影響で、天竜村のjr飯田線線路内で14日午後に起きた大規模な落石などで、不通状態が続いている。 jr東海では15日から復旧作業を進めているが、今のところ、再開のメドは立っていない。 代替輸送は行われておらず、住民らからは不安の声があがっている。 jr東海によると、14日午後5時40分ごろ、天竜村の伊那小沢―鶯巣駅間で、線路沿いの斜面から直径約4メートルほどの巨石が線路内に落下。 コンクリートの壁や架線などが大きく損傷した。 水窪―天竜峡駅間で運休が続いている。 同線以外に公共交通機関がない下伊那南部。 同村では、通院などに電車を利用する高齢者が多く、関係者には戸惑いが広がる。 天竜村鶯巣地区に住む主婦(66)は「(天竜村の)平岡駅ぐらいまでなら歩いていけるが、それより遠くになるとどうしようもない。 早く復旧してほしい」と話す。 村沢文仁副村長は「高齢者は診療日をずらしてもらい、子どもたちには保護者に送迎をお願いしている状態。 何とか足を確保しないと」と述べた。 また、全校生徒の約7割が同線を利用する阿南町の県立阿南高校(中谷進校長)。 17日は文化祭の代休で影響はなかったが、同線の早期復旧が厳しいと判断し、18日の臨時休校を決めた。 中谷校長は「飯田線は生命線。 19日以降は何とか運行してほしい。 代替運行でもいい」と話した。 運転再開の時期について、jr東海広報部は「申し上げられる状況にない」としている。 【神崎修一】 7月18日朝刊