強い`9|は6日午後11時現在、静岡県伊豆半島の東にあり、関東から東海地方が暴風域に入った。 長野県軽井沢町で男性(76)が倒木に当たり死亡したほか、強風にあおられて転倒するなどして23人が負傷、家屋4棟が全半壊した。 時速15キロで北に進んでおり、7日午前3時ごろまでに、静岡から神奈川沿岸に上陸する見通し。 毎日新聞の7日午前0時半現在のまとめでは、死者1人、負傷者は静岡10人、栃木6人、千葉3人、神奈川2人、東京・群馬各1人の計23人。 家屋の被害は、群馬、宮城などで全半壊4棟、一部損壊3棟、床上浸水5棟、床下浸水95棟。 土砂崩れも各地で多数発生した。 避難世帯は、自主避難も含め10都県で計1520世帯に上った。 東海道新幹線は名古屋−新大阪間で午後6時すぎから10時半すぎまで折り返し運転をした。 空の便は、同10時半現在羽田発着便を中心に計204便が欠航した。 気象庁によると、`9|の中心気圧は965ヘクトパスカル、最大瞬間風速は55メートル。 1時間の降水量は、▽静岡県御殿場市で56ミリ▽東京都奥多摩町53ミリ▽埼玉県秩父市50ミリと、いずれも9月の観測記録を更新した。 静岡県石廊崎では最大瞬間風速54.6メートルを観測。 東海地方や千葉県房総半島では波の高さが6メートルに達した。 8日午前0時までの24時間予想雨量は▽関東甲信地方350ミリ▽東北地方太平洋側300ミリ▽同日本海側250ミリ▽東海・北海道太平洋側200ミリ▽北陸地方130ミリ。 大雨のピークは7日朝まで続き、首都圏ではjr東日本が運行本数を減らすことを決めている。 上陸後は本州に沿って北上、7日午後には東北地方に達する見込みだ。 【鈴木梢、遠山和彦】