首都圏を直撃した`9|は7日午後3時ごろ、秋田市付近で暴風域がなくなり、同日夜、東北地方を加速しながら北上した。 台風は深夜までに、北海道に再上陸する見通しで、大雨の中心は北日本に移った。 毎日新聞のまとめではこの台風で、長野県軽井沢町で男性(76)が倒木に当たり死亡したほか、東京都と神奈川、群馬県で計5人が行方不明、15都県で80人が負傷した。 家屋は10棟が全壊、11棟が半壊した。 宮城、栃木など11県で計8533人が避難した。 気象庁によると、台風は7日午後6時現在、青森市の西70キロを時速45キロで北に進んでいる。 中心気圧は988ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートル。 北海道に再上陸後は進路をやや北東に変え、8日正午ごろにオホーツク海に抜ける見通し。 台風による総雨量は、群馬県甘楽町で595ミリと観測記録を更新、山梨県甲州市は536ミリで9月の記録を更新した。 最大瞬間風速は岩手県宮古市で38.9メートルを観測。 東北の太平洋側は6メートルを超える大しけとなっている。 8日午後6時までに予想される24時間雨量は、▽東北・北海道太平洋側200ミリ▽同日本海側とオホーツク海側150ミリ。 7日も交通に大きな影響が出た。 航空便は、日本航空が105便欠航し約1万8440人に影響、全日空は122便が欠航し約1万8200人に影響が出た。 スカイマークエアラインズ、エア・ドゥも計8便が欠航した。 鉄道は、山形新幹線が終日運休。 東北・秋田新幹線と長野新幹線も計20本が運休した。 高速道路は山形自動車道と上信越自動車道の一部区間が夜まで通行止めになった。 【鈴木梢】