◇多摩川水位上昇で ◇熊本哲之・世田谷区長「区民は勧告に応えて」 6~7日にかけて関東地方を襲った`9|で、多摩川周辺の住民に避難勧告を出した世田谷区の熊本哲之区長は10日、記者会見で「区民は勧告に応えていただきたい。 災害が来てからでは遅い」と苦言を呈した。 勧告の対象となった区民1490人のうち、避難したのはわずか6人。 区と区民の防災意識の「ずれ」が浮き彫りになった。 区によると、`9|の影響で6日夜から多摩川の水位が上昇。 区は7日午前5時12分、玉川1、3丁目の740世帯、1490人に避難準備情報を発令し、区立二子玉川小に避難所を設置した。 同6時20分には、多摩川が「避難判断水位」の高さ8メートル20センチを超えたため、避難勧告を発令。 広報車2台が同地区をまわったほか、地元fm放送でも避難を呼びかけたが、同小に避難したのは4世帯6人だった。 その後水位が下がったため、勧告は同9時54分に解除された。 熊本区長は、同地区の町会役員に勧告を順守するよう依頼。 「多摩川周辺は古くから住んでいる人が多く、『自分のところまで水は来ない』と判断する人もいる。 だが、災害は予想外のことが起きる。 勧告に応えていただくよう、平素からprしたい」と述べた。 【三木幸治】 9月11日朝刊