◇8日間、記念グッズの販売も ゲンジボタルの生息地として知られる養父市奥米地の米地川一帯で「ほたるまつり」が3年ぶりに復活する。 04年の`23|被害から回復したためで、期間は6月14~21日の8日間。 住民らでつくる「まつり実行委員会」(古堂喜明委員長)は「記念グッズを作るなどし、盛り上げたい」と意欲を見せている。 奥米地は、72年の県自然環境保全地区指定後、地域を挙げて環境保全に取り組んだ。 住民らで「ホタルの里創造協会」を設け、宿泊施設「ほたるの館」や阪神大震災被災地の子どもたちを元気付ける施設「希望王国」を毎日新聞社などと協力して建設した。 85年に始った同まつりは地区のシンボル的な催しで、毎年6月に開き、地区活性化に寄与している。 ホタルは多い年は数万匹が乱舞し、一帯は「ホタルの里」と親しまれてきた。 しかし、`23|と災害復旧工事で河川が汚濁し、餌のカワニナが激減。 06年から中止となっていた。 この間、住民らは河川の清掃やカワニナを公募して米地川に放つ「カワニナ募金」などを続け、昨年は数千匹のホタルが舞うまでに回復。 今年はそれ以上のホタルが期待できるため開催に踏み切ったという。 当日はバザーなどは検討しているが、恒例のカラオケ大会は行わないという。 一方、記念グッズは布製の壁掛けなどで、村崎定男副委員長が、光るホタルなどを図案化した。 タオルやハンカチにすることも検討中で、売上金の一部は「ほたる基金」とし、カワニナ購入費などに充てる。 古堂委員長は「静かなホタル観賞会にしたい」と話している。 【吉川昭夫】 〔但馬版〕 5月20日朝刊