天皇、皇后両陛下は5日、来日中のギュル・トルコ大統領夫妻と皇居・宮殿で会見、昼食を共にされた。 宮内庁によると、ギュル大統領は会見前、1890年に和歌山県串本沖で沈没したオスマントルコの軍艦「エルトゥールル号」の模型を天皇陛下に贈った。 会見で陛下が模型のお礼を言うと、大統領は「この事件は日本とトルコの友好関係の出発点になった」と述べ、2010年で遭難から120年に当たると説明。 同国訪問を招請したという。 日本への答礼使節を乗せたエルトゥールル号は、台風のため沈没し、乗員約600人の大半が犠牲となった。 この際、地元住民が乗員の救助や負傷者の手当てをしたほか、日本の軍艦が生存者69人をトルコまで送り届けた。