市民や子どもたち、観光客らに、錦帯橋の構造美を知ってもらおうと、岩国市が錦帯橋の組み立て式構造模型を作った。 5連の橋のうち、真ん中の第3橋を5分の1に縮尺。 材木は05年9月の`14|で流失した橋杭(はしぐい)(青森ヒバ)を回収し、再利用した。 製作にあたったのは「平成の架け替え工事」を担った岩国伝統建築協同組合の中村雅一理事長ら。 実物の図面を使い、欄干や橋板などは除いたが、実際の架橋と同様に231の部材を加工し、組み上げた。 06年度中に半分を作り、市内の小中学校で組み立ての体験学習で使っていたが「全部、組み立ててみたい」との要望が多く、残りの半分を約2カ月かけて製作した。 模型は長さ7・3メートル、高さ1・2メートル、幅90センチ。 実際の橋は、鉄のかすがいや巻金が使われるが、組み立て解体がすぐできるようにマジックテープで代用。 慣れれば1時間ほどで組み立てられる一方、木組みの構造だけで大人1人が乗れる強度を実現した。 28日と3月1日に岩国市横山の吉香公園である「岩国錦帯橋まるごと食フェスタ」で一般公開され、組み立てを体験できる。 【大山典男】 〔山口東版〕 2月27日朝刊