`9|の豪雨被害で、多くの犠牲者が出た佐用町内からの110番通報が9日午後8時35分から10日午前9時までに98件あり、人的被害を訴える内容の通報が、9日午後9時~10時台に集中していることが県警への取材でわかった。 犠牲者がいつ、濁流に流されたかなど、当日の状況を解明する一つの手がかりになりそうだ。 県警によると、佐用町内からの110番通報は、9日午後8時35分~同9時=15件▽同9時台=38件▽同10時台=16件▽同11時台=9件▽10日午前0時台=6件▽同1時~8時台=14件。 9日午後8時台の通報は「道路が冠水している」「床下に水が来た」など。 しかし9時台には様相が一変。 同11時までの2時間に「人が流されている」「家が浸水し2階に取り残されている」など、人的被害や救出を訴える通報が急増した。 目撃場所は、町営住宅の住民が犠牲になった幕山川周辺や、複数の遺体が発見された上月地区などが多かった。 通報は10日午前1時以降は減少、「家族が帰ってこない」「人が浮いている」などが中心となった。 県警災害対策課は「短時間に、いかに大きな被害が出たかが伺える」と話している。 【内田幸一】 ……………………………………………………………………………………………………… ◇ボランティア窓口 ▽佐用町=0790・78・0830 ▽宍粟市(旧一宮町)=0790・72・8787 ▽同市(旧山崎町)=0790・62・5530 〔神戸版〕 8月15日朝刊 【関連ニュース】