【高雄(台湾南部)大谷麻由美】中国と台湾の定期直行航空便が31日、始まった。 定期便は1949年の中台分断後初めて。 毎週270便が就航し、中台間がついに日帰り生活圏となった。 中台関係改善の象徴だったが、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世が30日夜から台湾を訪問中。 中国はこれに強く反発しているため、ギクシャクした雰囲気のスタートとなった。 中国側は、各地で準備していた記念式典を急きょ中止。 中国国務院台湾事務弁公室の王毅主任(閣僚級)は中国遼寧省丹東で行われた「遼寧・台湾週間」の開幕式出席を取りやめた。 中国側は直接的な批判は控えているものの、「冷遇」はしばらく続くとみられる。 台湾中南部を襲った`8|により、阿里山など観光地も大きな被害を受け、順調に伸びていた中国大陸からの観光客の激減は必至。 定期便の運航も影響を被りそうだ。 中台間では昨年7月、直行チャーター便が就航し、週末限定の週36便から平日にも拡大して108便に増えていた。 定期便就航で、飛行ごとに必要だった手続きが省け、コスト削減にもつながる。 これまでは香港経由だったが、定期直行便で台北と北京が3時間10分、台北と上海が1時間40分で結ばれ、3時間前後短縮される。 【関連ニュース】