(写真:サンケイスポーツ) 秋のビッグトーナメント、いよいよ開幕! 3日から4日間、山梨・富士桜cc(7397ヤード、パー71)で「第37回フジサンケイクラシック」が開催される。 石川遼(17)=パナソニック=をはじめ、賞金ランク首位の池田勇太(23)や歴代覇者の片山晋呉(36)らが熱い戦いを繰り広げる。 31日にはマンデートーナメント(主催者推薦選考会)が行われ、プロ4年目の内藤寛太郎(27)がボギーなしの2アンダー69で回り、トップ通過。 上位12人が本戦出場を決めた。 「嵐」を呼ぶ男が、本戦への壁を突き破った。 `11|の影響による激しい雨の中で、内藤がトップ通過を果たした。 「全体的に難しかったですが、パターが入ってくれました」 スタートから14ホール目までをパーセーブ。 直後の15番(パー5)。 残り150ヤードからの第3打を8iでピン手前2メートルに寄せてバーディー。 続く16番(パー3)もピン奥5メートルをねじ込んで連続バーディー。 ボギーなしのラウンド。 内藤にとって、成長を実感できる結果となった。 4月の「中日クラウンズ」で同組で回った片山晋呉からアドバイスを受けたことで思考をかえた。 「やってできないことはしないほうがいいし、他の選手からアドバイスをもらうのではなく、見て盗め」−。 これまでの内藤は、攻めることしか考えていなかったが、片山の一言でコース攻略の重要性も感じ取った。 福島出身の内藤は、ゴルフの名門東北福祉大に進学。 1歳年上に藤島豊和、2歳年上には宮里優作らそうそうたる顔ぶれがおり、タイトルはもちろんレギュラーになることも厳しかった。 卒業後は研修生をしながら、06年にプロ転向。 昨年は下部のチャレンジツアー「静ヒルズトミーカップ」で初出場優勝を飾り、チャレンジツアー賞金ランクで今季前半戦のレギュラーツアーに参戦している。 だが、ここまでの獲得賞金は33万6000円とqt(予選会)順位が開幕当初の5位から急降下して40位。 今大会終了後に開幕戦からのツアー獲得賞金額によるqt順位のリランキングが行われるために、少しでも賞金を稼ぎ、qt順位をあげないと後半戦への出場の可能性が低くなる。 踏ん張りどころだ。 「刺激になりました」。 東北福祉大の後輩にあたる池田勇太が、先週の「vanah杯kbcオーガスタ」で優勝したばかり。 先輩として負けてはいられない。 今大会歴代優勝には、同大出身の藤島(08年)や谷原秀人=07年、30=も名を連ねる。 遼クンが魅せる、片山も出るビッグマッチで、名門のdnaが進化をみせる。