`18|は9日から10日にかけて北海道内に接近する可能性が高い。 北上とともに勢力は弱まるとみられるが、この時期の台風は雨量が増す可能性があり、関係機関は警戒を強めている。 札幌管区気象台によると、道内に上陸すれば、07年9月の`9|以来。 10月としては02年の`21|以来、7年ぶりで、この時は倒れてきたバス停の標識にぶつかるなどして11人が重軽傷を負い、道東を中心に2万戸以上が停電するなどの被害が出た。 今回も規模が同程度のため、警戒が必要だ。 `18|は9日午前9時には襟裳岬の南約90キロ付近に到達する見込み。 風速は弱まるとみられるが、「秋台風」は秋雨前線を刺激して大雨を降らすことが多い。 札幌管区気象台は8日午後に関係機関を集めて台風情報を伝える予定で、これを受けて道危機対策局は対策を検討する。 特に収穫期を迎えた農村部の被害が懸念され、道農政部は6日、農協などに文書を配布し、倒れやすいトウモロコシや商品価値が高い果実などを優先的に収穫したり、ビニールハウスなどの施設を補強するよう呼びかけた。 担当者は「収穫期なので作物が全般的に被害を受ける可能性がある」と心配している。 【金子淳】 ◇フェリー11便欠航 交通機関にも影響が出ている。 商船三井フェリーは7~9日の苫小牧発大洗(茨城県)行きなど計6便を欠航。 新日本海フェリーは7日の小樽発舞鶴(京都府)行きなど道内発着5便の欠航を決めた。 jr北海道は7日の大阪発札幌行きと8日の札幌発大阪行きの寝台特急を運休した。 新千歳空港を発着する便は7日、関西・名古屋を結ぶ7便が欠航。 8日は羽田便を中心に10便の欠航が決まっている。 【中川紗矢子、久野華代】 【関連ニュース】