非常に強い`18|は7日、鹿児島県や宮崎県の一部を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら九州南東の海上を北東へ進んだ。 九州各地で空や海の便の欠航が相次ぎ、住宅の損壊や停電などの被害もあった。 8日に近畿地方から東海地方に上陸する恐れがあり、上陸すれば2007年9月以来。 9日にかけて本州を縦断する見込みで、気象庁は「死者・行方不明者計98人が出た2004年の`23|と勢力やコースが似ている」と警戒を強めている。 気象庁によると、台風は7日午後11時現在、和歌山県潮岬の南南西約110キロを時速約45キロで北東に進んだ。 中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。 中心の南東側260キロ以内と北西側220キロ以内が暴風域となっている。 鹿児島県では、奄美市でビルの外壁の一部が落下、喜界町で倒木が民家を直撃するなどした。 けが人はなかった。 九州電力によると、喜界町など同県内で最大約1万400世帯が停電した。 空の便は、鹿児島空港と離島を結ぶ便など、九州各空港発着の計約170便が欠航。 海の便も、福岡市と韓国・釜山市を結ぶ高速船ビートルの5便が欠航し、福岡、北九州両市の市営渡船の一部など、九州本土と離島を結ぶ船舶も相次いで運航を取りやめた。 福岡と東京、大阪、名古屋を結ぶ高速バスも運休した。 8日も、福岡、北九州両空港から東京、大阪、名古屋などへの便が午前中を中心に一部欠航が決まっている。 海の便は、ビートルの全便と、熊本市と長崎県島原市を結ぶフェリーの始発、福岡市と長崎県五島市の間を運航するフェリーの一部が欠航を予定している。 福岡管区気象台は「8日の九州北部は、くもりで朝は強風が続く恐れがある」と注意を呼び掛けている。 =2009/10/08付 西日本新聞朝刊=