◇喜界島で最大瞬間風速40.1メートル 非常に強い`18|は7日、奄美地方北部、種子・屋久、大隅地方を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら北北東に進んだ。 各地で、強風や高波などへの警戒に追われた。 県によると、同日午後4時現在、人的被害は出ていない。 鹿児島地方気象台は8日以降も高波が続くとして、注意を呼びかけている。 【村尾哲、神田和明、新開良一】 同気象台によると、喜界島で午前8時26分に最大瞬間風速40・1メートル、屋久島の尾之間で同11時18分、39・3メートルを記録した。 中種子町では、降り始め(6日午後8時)から午後4時までの総雨量が182ミリに達した。 県は7日午前6時、災害警戒本部を設置。 同本部などによると、強風による倒木で喜界町や西之表市で住宅が一部破損した。 また、奄美市で7階建てマンションの外壁が落下した。 奄美市や屋久島町など9市町村で53世帯79人が自主避難。 種子島と屋久島で県道6カ所が強風や冠水のため通行止めとなった。 県教委などによると、休校措置をとった公立の小中高校、特別支援学校は計121校。 始業を遅らせたのは98校、授業を打ち切ったのは303校だった。 九州電力鹿児島支店によると、7日未明から喜界町や奄美大島などで最大約1万戸が停電。 午後から復旧が進んでいるが、午後4時現在、依然約5000戸が停電した。 離島の交通は朝からマヒ状態に。 日本エアコミューター(jac)は7日、離島便を中心に県内で離発着する60便を欠航。 海も、奄美航路、種子・屋久航路などで朝から欠航が相次ぎ、午後からは鹿児島湾の垂水フェリーと桜島フェリーも運航を見合わせた。 ◇奄美地方 奄美地方は7日未明から午前中にかけ、激しい風雨が吹き荒れた。 奄美市街地商店街はシャッターを下ろし臨時休業する店が多く、町は静まり返った。 台風の影響によるけが人はいないが、奄美市で倉庫の屋根が飛んだり、ビルの外壁が崩れるなどの被害があった。 台風が通過した午後からは散乱した木の葉などの後片付けをする姿が目立った。 ◇大隅半島 7日午後、暴風域に巻き込まれた大隅半島。 志布志湾沿岸には大波が次々と押し寄せた。 志布志市志布志町の志布志港でも、巨大な波が防波堤にぶつかり白く砕け散っていた。 また、東串良町の波見港では、東串良漁協所属の漁船十数隻が係留を補強していた。 近くでは、遊漁船約20隻が陸揚げされたほか、肝属川河口の支流などに避難した漁船も。 10月8日朝刊 【関連ニュース】