`18|の強風で落果したまだ青いままのリンゴ=長野県喬木村伊久間のリンゴ園で、2009年10月8日、仲村隆撮影 大型の`18|は8日、関東北部や東北地方を暴風域に巻き込みながら北上し、各地に突風などによる被害のつめ跡を残した。 宮城県では午後4時半ごろ、加美町の銀鮭(さけ)養殖場で作業していた同町の八森守さん(63)の行方が分からなくなったと従業員から119番があった。 県警加美署によると、八森さんは近くの沢から養殖池への水の取り込み口付近にたまったごみを取り除く作業をしていたという。 沢や池は台風の影響で増水しており、転落した可能性もあるとみている。 知事選の告示日だった同県内では、強風により立候補者のポスター掲示板が計28カ所で倒壊した。 気仙沼市では324カ所中18カ所が倒れ、市選管は道をふさいだ掲示板を移動するなどの応急処置に追われた。 2期目を目指す現職陣営は台風が通過するまでポスター掲示を見送ると決定。 陣営関係者は「告示日に張らないなんて異例中の異例」と話した。 候補者本人も第一声後の遊説を中止し、防災対応に当たった。 長野県南部のリンゴ農家では、収穫前のリンゴが次々と落果。 喬木村伊久間の吉川国策さん(68)の畑では、収穫までまだ1カ月以上かかる「サンふじ」など半数近い実が落ちた。 吉川さんは「春の霜被害もあって例年の2割ぐらいしか収穫できないだろう。 農薬代も出ない赤字だ」と嘆いた。 jaみなみ信州によると、`18|による県南部のリンゴ被害は約1億7000万円に上るという。 さいたま市西区宝来のゴルフ場「大宮国際カントリークラブ」では午前10時25分ごろ、重機を運転して台風で散乱した枝などを回収していた従業員の男性(40)が、強風で折れた立ち木(高さ約30メートル、直径約70センチ)と運転席の間に挟まれ、頭などを強く打って意識不明の重体となった。 埼玉県警大宮西署によると、木は根元から折れたという。 静岡県では海沿いにある御前崎市御前崎の県道が、高波により約20メートルにわたって陥没。 同市にある調整運転中の浜岡原発3号機では、タービン建屋内に海水約17立方メートルが配管ダクトを通じて浸入。 中部電力によると、午前9時25分ごろ、地下1階にある空気調整機器の冷却用海水ポンプ付近に水たまりがあるのを職員が発見。 台風による海面のうねりと潮位の上昇が重なり、冷却水の放水路から逆流したとみられる。 【関連ニュース】