◇年末回顧、相次いだ重要選挙 ◇自治体の戸惑う場面も 政権交代実現、地方に影響 重要選挙が相次いだ1年。 8月の総選挙で政権交代が実現し、政界や自治体も激変に見舞われた。 県知事選や神戸市長選では、政党が地方選挙にどうかかわるか問題提起した。 知事選(7月5日投票)では、自民、公明、社民と民主県連の推薦を受けた井戸敏三氏が3選。 投票率は前回(05年)を上回ったが、得票率を減らした。 中央で与野党対立が激化する中、与野党相乗り選挙が影を落とした。 総選挙(8月30日投票)では県内12小選挙区のうち、民主10、新党日本1に、自民はわずか1議席。 自民、公明が全選挙区を制した郵政選挙(05年)と正反対の結果となった。 神戸市長選(10月25日投票)は矢田立郎氏が3選を果たしたが、無所属新人に詰め寄られ薄氷の勝利。 過去の選挙で民自公相乗りだった矢田氏が民主単独推薦にかじを切り政権交代を印象付けたが、民主支持層の票を十分に集められなかった。 総選挙で大敗を喫し、神戸市長選でも不遇をかこった自民、公明は党勢の立て直しが大きな課題。 11年の統一地方選に向けて各党とも地力が試される。 一方、民主党がマニフェスト(政権公約)でダム建設の見直しを掲げ、県は予定していた与布土ダム(朝来市)の入札を一時延期。 神戸・ポートアイランドに建設予定の「次世代スーパーコンピューター」が事業仕分けで予算縮減とされるなど、自治体が戸惑う場面が多くなっている。 【川口裕之、重石岳史】 ◇7月 【5日】県知事選で現職の井戸敏三氏が新人の田中耕太郎氏を破り3選 【8日】jr福知山線脱線事故で地検が山崎正夫jr西社長(当時)を起訴 【30日】関西学院高が夏の甲子園に70年ぶりの出場を決める ◇8月 【9日】`9|豪雨災害で、佐用町を中心に死者20人・行方不明者2人などの被害。 県住宅再建共済制度を初適用 【28日】神戸弘陵高が全国高校軟式野球大会で準優勝 【30日】衆院選で民主党圧勝。 県内12選挙区で10議席獲得。 自民党は1議席 【7日】西日本初の裁判員裁判(9日に判決) 【25日】斎藤富雄副知事が退任。 阪神大震災後、全国で初めて設置された県の初代「防災監」 〔神戸版〕 12月28日朝刊 【関連ニュース】