昨年10月の`18|で被害が出たとしてjr東海が一部区間のバス輸送切り替え方針を打ち出したjr名松線について、県は18日、jr東海に復旧を申し入れたことを明らかにした。 申し入れ書の中で県は、沿線の被災状況について「災害前の状態に復旧するには、特段の対策は必要ないと考えている」とし、復旧に新たな治山事業は必要ないとの認識を示した。 jr東海は取材に対し「バス輸送が最も現実的という考えは変わらない。 県や市は一般的な治山・砂防の観点から調査している。 元通りにするだけでは、運行の安全は確保できない」と話した。 ただし、県や津市との協議については「協議の場で認識の差を埋めたい」と、応じる考えを示した。 県は昨年11月から今年1月にかけて4回、防災ヘリで上空調査や実地調査を実施。 jr東海が、土砂流入が起きていたり沢が不安定になっていると指摘した計38カ所を調べた。 その結果、大規模な山腹崩壊は確認されず、土砂流入などの被害は台風の豪雨で沢沿いの土砂などが流れたことが原因と判断した。 沿線の山に3カ所ある治山ダムも調べたが問題はみつからなかったという。 このため県は17日、jr東海に対して▽鉄道輸送復旧▽津市や県との協議を進めること▽地域住民と十分に話し合うこと−−の3点を求めた。 【岡大介】 〔三重版〕 2月19日朝刊 【関連ニュース】